ここ最近使われるようになってきた、どちゃくそという言葉。
主にTwitterやネット掲示板などでよく見かけるようになりました。
この言葉、いったいどのような意味なのか?
どこかの方言?元ネタは?
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「どちゃくそ」の意味
「どちゃくそ」という言葉は、もちろん広辞苑や国語辞典などに載っている言葉ではありません。
この言葉が使われ出したのは、だいたい2013~2014年ごろで、私もちょうどこの時期に友人がツイートしているのを見かけたことがあります。
言葉の意味としては、使われ方を見ていると、
・何かの程度が大きい(強い)
ことを意味しているようです。
・どちゃくそ可愛い
・どちゃくそ好き
・どちゃくそ忙しい
・どちゃくそ眠い
などなど、どんなものにでも使えます。
あえて別の言葉に置き換えるなら、「めちゃくちゃ」あたりでしょうか。
同じく程度が強いことを表す「かなり」や「とても」よりもさらに強い意味で使われているようです。
そもそも「くそ」という言葉自体、
・くそつまらん
・くそ面白い
など、程度が強いことを表す意味がありますが、「どちゃ」にはそれをさらに強調する意味合いがあるのでしょう。
何か物事の程度がはなはだしいことを言い表したい時には使ってみると面白いかもしれません。
「どちゃくそ」は方言?元ネタは?
使われ出したのが最近ということもあり、どこかの方言というわけではありません。
もちろん、どこかの方言にこれと似た言葉があり、それが語源となった可能性もなくはないですが、現時点ではそう言い切れる確証はありません。
元ネタについては、これも確かではないですが、もともとお笑いコンビ「三四郎」の小宮浩信さんが使っていたようです。
それがTwitterなどネットで広まり、今では多くの人が用いる「ネットスラング」となりました。
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「どちゃくそ」に対する世間の評価
今日ではツイッタラーを中心に多くの人に使われており、ネットユーザーには違和感なく受け入れられていますが、中には「嫌い」「不快」という人もいるようです。
そもそも「くそ」という言葉自体、排泄物を連想させるためあまりきれいな言葉とはいえません。
それに、さらに「どちゃ」などという何かを踏み潰したかのような音が加わるのは、人によっては「嫌い」「不快」と感じるのも無理はないかもしれません。
「くそ面白い」や「くそつまらん」の時点で抵抗を感じる人も少なからずいます。
そのため、基本的には使っても問題ない言葉ではありますが、使う場所や使う相手、使うタイミングはよく考えた方がいいでしょう。
一般に上の世代や目上の人相手には不向きな言葉だと思います。
言葉は変化していくものなので、一般社会に受け入れられる日も来るかもしれませんが、現時点では少し注意して使った方がいいですね。
以上、「どちゃくそ」の意味・使い方・元ネタについてでした。
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