雨が降るよう神に祈る、雨乞い。
野菜などを育てている場合や、運動会やマラソン大会、お花見など、
嫌なイベントへ行きたくない時にも、我々は雨が降ってほしいと願うものです。
今回の記事では、そんな雨乞いのやり方を中心に、雨を降らせる方法を紹介していきます。
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雨乞いの簡単なやり方はこれ!
雨乞いのやり方は国や地域によってさまざまで、
日本でも地域によってかなりやり方は変わってきます。
そのため、
・雨乞いは絶対にこうやるべき!
というルールは存在しないといえるでしょう。
ただし、日本で比較的有名なものとして、以下の「たき火式雨乞い」があります。
◆たき火式雨乞い
このやり方は、野山などの山頂へ赴き、火をたきながら神に祈るというものです。
天に向かって祈るわけなので、場所は高ければ高いほどよいとされています。
たき火の着火が終わったら、たき火の周りを回りながら、とにかくバカ騒ぎをします。
以下の動画を参考に、笛や太鼓を使って音を鳴らしたり、
踊りを捧げたりするといいです。
恥ずかしいかもしれませんが、雨乞いのメインはこれらの演奏や踊りなので、
ここを避けて通るわけにはいきません。
逆に、山頂へ行って火をたかなくても、天に向かって大騒ぎさえすれば、
それだけで一応雨乞いは成立します。
山頂で火をたくのは、たき火によって煙や塵(ちり)が空中へ上がっていき、
それが雨粒の種になるのではないか?という一種の推測に基づくものです。
(いわゆる「シーディング法」)
もっとも、少し火をたいたくらいではとてもシーディングなどできないので、
やはりたき火はおまけ程度のものということになるでしょう。
◆神社へ行って神に祈る
ここまで見てきてわかるように、雨乞いとは神様にお祈りする行為です。
そうだとすれば、より直接的に神社などへ行って神に祈るのも、
雨乞いの有効な方法となり得ます。
明日から雨が降ってほしければ、ぜひ今からでも近くの神社へ行き、
神様にお祈りしてきましょう。
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◆てるてる坊主を利用する
より簡単な雨乞いのやり方として、てるてる坊主を利用する方法もあります。
てるてる坊主は、ご存知のとおり、天候を晴れさせるために吊るすものです。
そうだとすれば、てるてる坊主を逆さまに吊るせば、逆に雨を降らすことができます。
てるてる坊主は通常、白い生地(ティッシュなど)で作りますが、
ここも逆に黒い生地で作るといいでしょう。
さらに、てるてる坊主はダルマと同様、願いが叶うまでは左目を描きませんが、
ここも逆に描いてしまって大丈夫です。
すべてを「逆」にすることで、吊るすと雨を降らせてくれるふれふれ坊主が完成します。
◆雨男・雨女に来てもらう
・この人が来ると必ず雨が降る
という雨男や雨女の人がいれば、その人を連れてくるのも一つの手です。
普段は敬遠されがちな存在ですが、こと雨が降ってほしい時に限っては、
これほど頼もしい存在はありません。
また、カエルやヘビ、カメなどの生き物も、雨と非常に関わりが深いとされています。
これらの生き物にお祈りしてみたり、捕まえてくるも有効な方法といえます。
今回のまとめ
以上、雨乞いの簡単なやり方を中心に、雨を降らせる方法を紹介してきました。
ここまで見てきてわかるように、科学的な人工降雨の方法というのは、
残念ながら今のところ存在していません。
もしそんなことができたら、世紀の大発見となるでしょう。
科学的な方法ではありませんが、今回紹介してきた方法は、
どれも日本に古くから伝わるものばかりです。
ぜひ一度試してみてくださいね。
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