一昔前までは、男子=黒、女子=赤
が主流だったランドセルの”色”。
近年は24色ランドセルなどもあり、
かなり多様化してきています。
今回の記事では、そんな
ランドセルの色の(男女別)割合と、
学校に通わせるにあたって不安な
いじめに遭いにくい色についても、
併せて解説していきます。
小学生になる子どものランドセル選び
の際にはぜひ参考にしてくださいね。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
ランドセルの色(男女別)割合
まず、ランドセルの色の割合は、
時代や地域によって変わってきます。
地方の小学校では、
今でも、男子=黒、女子=赤が
9割以上を占めることもありますし、
女の子の水色のランドセルが
やたら流行った時代もありました。
現在はそのブームは終焉しましたが、
ランドセルの色を選ぶにあたっては、
全国的なデータや数年前のデータを
絶対視してはいけないということです。
流行りのランドセルを買ったつもりが、
子どもが通う学校では少数派だった…
ということは普通にあり得ます。
以下では、ランドセルの色の
全体的な割合について書いていますが、
あくまで参考程度にとどめておいてください。
◆男の子のランドセルの色
男の子の場合は、いつの時代も
黒色と紺色が半数以上を占めます。
最近は2つの色を混ぜ合わせた
「コンビカラー」も人気ですが、
ベースとなっている色は黒や紺です。
次に多いのは、茶色や青色で、
それぞれ1割ずつくらいです。
その他、シルバーやゴールド、
少数ながら緑や赤も存在します。
男の子の場合、無難な色を選ぶなら、
黒色や紺色ということになるでしょう。
これは、
近年の落ち着いた色が好まれる
トレンドにもマッチしています。
このトレンドは、
少なくとも2020年までは続く予想です。
・黒色や紺色→5~6割くらい
・茶色や青色→1~2割くらい
・その他→2~3割くらい
◆女の子のランドセルの色
一方、女の子の場合は、
ピンクと赤が半数以上を占めます。
一昔前までは赤が主流でしたが、
近年では赤よりピンクの方が多く、
また、同じ「赤」でも、
昔のような濃い赤(紅色)は少数派です。
次に多いのは、茶色や水色で、
茶色が2割、水色が1割くらいです。
茶色は、近年の落ち着いた色を好む
トレンドにも十分マッチしており、
親御さん(保護者)や先生からの
評判も高いです。
女の子の場合、無難な色を選ぶなら、
この「茶色のトレンド」に乗っかるか、
赤に近い濃いピンクを選ぶのがおすすめです。
極端に目立つ色でもないため、
中学年~高学年くらいになって
嫌がられる心配もありません。
・ピンクや赤→5~6割くらい
・茶色や水色→2~3割くらい
・その他→1~2割くらい
スポンサードリンク
いじめに遭いにくい色は?
では、いじめに遭いにくい色は何色か?
これは「色」の問題というより、
少数派になってしまうことの問題です。
出る杭は打たれる、ではないですが、
特に小学生くらいの子どもは
人と違うものに目をつけやすいです。
人気の赤のランドセルを買ったとしても、
子どもが通う学校が茶色ばかりなら、
同じく目をつけられてしまいます。
ランドセルの色のトレンドは
地域や学校によってバラバラなので、
子どもを少数派にしたくなければ、
事前に調査しておいた方がいいです。
入学前の説明会で聞いてもいいですし、
登下校の時間くらいに校門前へ行き、
何色が多いか観察してきてもいいですね。
学年によって差もあるので、
1~2年生くらいの子どもを
見てくるのがおすすめです。
別に多数派に乗っかる必要はないですが、
学校に数人しかいないような色は
避けた方が無難だと思います。
今回のまとめ
ランドセルの色の(男女別)割合と、
いじめに遭いにくい色について解説してきました。
色々書いてきましたが、
ランドセルの色が人と違うだけで
いじめに遭うことは、
そう滅多にあることではないので、
基本的には、
子どもの学校の傾向を伝えた上で、
子どもに選ばせてあげましょう。
万が一、中学年~高学年になって
ランドセルが嫌になってしまっても、
リュックなどで通うこともできます。
ランドセルは子どもが毎日、
学校に背負っていくものなので、
できるだけ子どもの意見を尊重して
選んであげてくださいね。
スポンサードリンク