新学期が始まって間もない、
4月下旬~5月上旬ごろに
順次行われる家庭訪問。
子どもの担任になった先生と
まだあまり面識がない場合には、
何を話せばいいか分からない…
という人も少なくないと思います。
そこで今回の記事では、
中学校の家庭訪問では
先生に何を聞けばいいのか?
また先生から聞かれることも、
併せてお伝えしていきます。
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中学校の家庭訪問で先生に聞くこと
家庭訪問の時間は、
生徒の自宅一軒につき
10分~20分くらいが目安。
先生は一日に何軒も
回らなければならないので、
くれぐれも質問攻めにするなど、
先生を足止めしないよう注意しましょう。
効率的に質問するためにも、
以下のリストを参考に、
当日先生に聞くことを
メモしておくといいですよ。
◆子どもの学校での様子
学校での様子を聞くことは、
最優先事項です。
家での様子と学校での様子が
あまりにも違うのであれば、
それは子どもに何か問題が
生じているということです。
それを早期に発見するためにも、
子どもの学校での様子は
しっかり聞いておきましょう。
・休み時間はどう過ごしているか
・友達とうまくやれているか
・部活に向かう際の様子はどうか
特に中学生が問題を抱えやすいのが、
友達関係と部活の練習や試合。
担任の先生では分からないことも
多いかもしれませんが、
担任の先生が答えられる範囲で
聞けることは聞いておきましょう。
◆学校やクラスの雰囲気
1日の大半の時間を過ごす
学校やクラスの雰囲気を
把握しておくのも大切なことです。
中学生になると
荒れ出すクラスや生徒も多いので、
聞きにくいことではありますが、
いざという時に子ども守るためにも
(遠回しに)聞いておきましょう。
ただ、いじめっ子の名前など、
具体的なことを聞くのは
避けた方がいいかもしれません。
◆自宅での学習方法
中学生になると
勉強の難易度がグッと上がるので、
授業についていくためにも
自宅での学習は必要不可欠です。
数年後には高校受験も控えています。
特に進学校に進学させることを
検討されている場合には、
宿題以外の学習方法について
しっかり確認しておきましょう。
先生は教育のプロでもあるので、
机への向かわせ方など、
具体的な質問にも答えてくれます。
◆子どもの性格や苦手なこと、不得意なことなど
これは聞くことではありませんが、
子どもの性格や苦手なこと、
不得意なことなどを伝えておけば、
それに応じた配慮をしてくれます。
これは食事のアレルギーなども同じです。
もちろん、中学時代というのは
苦手なことや不得意なことにも
積極的する挑戦する時期ではありますが、
必要以上に失敗経験を積ませても、
それはトラウマになるだけです。
そこは先生にも理解していただいて、
適切な配慮・指導をあおぎましょう。
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先生から聞かれること
では、逆に先生から聞かれることは何か?
これは先生によってさまざまですが、
代表的な質問事項を挙げておきます。
▼自宅での様子
・親と学校の話はするか
・勉強(自習)はしているか
▼生活習慣
・朝ごはんは食べているか
・夜は何時に寝ているか
▼その他
・習い事はしているか
・家族構成はどうか
特に自宅での様子は最優先で聞かれます。
上でも書きましたが、
家での様子と学校での様子に
隔たりがあるのであれば、
それは子どもに問題が生じている証拠。
問題を早期に発見するためにも、
これらの質問には包み隠さず
答えるようにしましょう。
今回のまとめ
中学校の家庭訪問で、
・先生に聞くこと
・先生から聞かれること
の2点について解説してきました。
家庭訪問では、基本的には
子どもの話題がほとんどです。
新学期が始まったばかりで、
まだ先生も分からないことが
多いと思うので、
しっかりと情報を共有しましょう。
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