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避難訓練の講評(小学校編)話すポイントと例文を紹介

地震やそれに伴う火災の発生を想定した、避難訓練。

南海トラフ地震、首都直下型地震など巨大地震の発生が予測される中、
避難訓練の重要性はますます高まっています。

今回の記事では、そんな避難訓練を終えた後、
全校生徒の前で話す講評のポイントについて解説します。

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避難訓練の講評のポイントと例文(小学校編)

◆避難にかかった時間を伝える

避難開始から全員が避難し終えるまで、時間を計測すると思いますが、
講評ではまずその時間を伝えましょう。

避難に時間がかかればかかるほど、身体の安全への危険は高まります。

前回の避難訓練や昨年の同時期の避難訓練と比較して、
今回の避難時間が早かったのか遅かったのか、
遅かったなら、なぜ遅かったのか理由を考えるよう言いましょう。

<講評の例>
今回の避難訓練では、全員が避難し終えるまで○分○秒かかりました。
これは、前回の避難訓練より20秒くらい遅いタイムです。
なぜ遅くなってしまったのか、原因を各自で考えるようにしてください。

もちろん、遅くなった原因がはっきりしているなら、
それを端的に指摘するのも必要なことです。

◆「お・は・し」を守れていたか

避難の際に守るべきルール、「お・は・し」があります。

地域によって多少の違いはありますが、
この「お・は・し」が守れていたかを確認するのも必要です。

<お→押さない>
・火事の煙で前がよく見えない中、押すのは非常に危険
・1人転ぶと立て続けに転んでしまうことがあり、避難が遅れる

<は→走らない>
・同じく煙で前がよく見えない中、走るのは非常に危険
・何かにぶつかり、ケガをすると、避難が遅れる

<し→しゃべらない>
・おしゃべりをしていると先生の指示や校内放送が聞こえない

「お・は・し」の内容と、なぜそれが必要なのかを再確認し、
できていなかった点があれば指摘しましょう。

<講評の例文>
避難をする際に大切なルール、「お・は・し」がありました。
まず、「お」は、「押さない」です。
火事の煙で前がよくが見えない中、友達を押すのはとても危険です。
1人倒れると、ドミノ倒しのように倒れていってしまい、
友達がケガをしてしまいます。
あせる気持ちは分かりますが、避難の際は絶対に押さないようにしましょう。
ただ、今回の避難訓練では、この点はよく守れていました。

避難訓練で子どもたちが意外と守れないのが、「走らない」です。

早く避難しようという気持ちがあると、どうしても駆け足になってしまいます。

<講評の例文>
今回、避難の途中に走り出してしまう人が何人かいました。
早く避難したいという気持ちは分かりますが、前がよく見えない中、
校舎内を走るのはとても危険です。
だらだら避難していいわけではありませんが、
走り出すのは校庭に出てからにしましょう。

◆その他の注意点

「お・は・し」以外にも、避難の際に守るべきポイントがあります。

・姿勢を低くして非難する
→煙は高いところにたまるため
・ハンカチで口を押える
→煙を吸い込まないように
・運動靴に履き替えない(上履きのまま避難する)
→上履きが汚れることより避難が優先
・戻らない(忘れ物を取りに帰らない)
→戻ると非常に危険、物はまた買える

これらのポイントを再確認し、できていない点があれば指摘しましょう。

避難訓練の際には守ってくれますが、
いざ地震や火事が発生した時に守れないのが「戻らない」です。

先ほどの「お・は・し」にこの「戻らない」を加えて、
「お・は・し・も」とする地域もあります。

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◆避難経路の確認

避難経路の確認も、今一度促しておきましょう。

前回とは学年、教室が変わっている場合もありますし、
避難訓練の時とは違う場所から火災が発生することもあります。

<例文>
今回の訓練では職員室から火災が発生しましたが、
本番ではどこから発生するか分かりません。
理科室から発生した場合、家庭科室から発生した場合など、
さまざまな場合を想定して、どの経路から逃げるか、
各自でよく考えておいてください。

◆防災意識を高めておく

今回の訓練の機会に、今一度防災意識を高めておくことも大切なことです。

過去の震災の話、これから起こり得る震災の話などを交えて、
地震の危険性命の大切さなどを伝えましょう。

<例文>
今回は訓練だったので、
少々甘い気持ちで避難してしまった人もいるかもしれません。
しかし、現在はとても危険な時代で、南海トラフ地震、首都直下型地震など、
いつ巨大な地震が発生してもおかしくありません。
この機会に、今一度地震の危険性を認識し、
実際に学校で地震が発生したら自分はどのように行動するか、
自宅でもお父さんお母さんと、地震が発生した時はどうするか、
よく話し合っておいてください。

○○年以内に○○地震が発生する確率が○○%など、
具体的な数字が分かればそれを交えて話してもいいですね。

今は危険な時代だということを強調し、子どもたちの防災意識を高めましょう。

今回のまとめ

小学校の防災訓練の講評例を紹介してきました。

今回紹介したポイントを中心に実際の避難訓練の様子をよく観察し、
その学校、地域に合った講評(講話)を伝えるようにしてくださいね。

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